屋根の一般的な耐用年数と長持ちさせるコツ

住宅の屋根

一口に屋根と言っても、その種類は様々です。一般的な住宅に使われる屋根には、スレート瓦・ガルバリウム鋼板・日本瓦・アスファルトシングルといった種類がありますが、種類によって耐用年数に大きな違いがあります。

スレート瓦は、価格や安いことや、軽量で建物への負荷が小さいといったメリットがある屋根材です。現在新築住宅を建てる際に最も使用されている素材で、その耐用年数は20~25年ほどです。

ガルバリウム鋼板は、アルミニウム・亜鉛・シリコンなどで構成された素材で、軽量で錆びにくい、耐久性が高いといったメリットがあります。現在、最も主流となっている金属屋根で、その耐用年数は25~30年ほどとなっています。

日本瓦は、釉薬瓦(陶器瓦)といぶし瓦の2種類に分けられますが、いずれも耐久性に優れるのが特徴です。耐用年数も非常に長く、釉薬瓦が50~100年ほど、いぶし瓦は30~50年ほどとなっています。

アスファルトシングルは、日本ではあまり見かけないものの、アメリカやカナダなどで広く普及している屋根材です。耐用年数は20~30年ほどで、防水性が非常に高く、スレート瓦の半分程度の軽さしかないといったメリットがあります。

以上のように、屋根の耐用年数は種類によって大きく異なりますが、いずれの種類であっても適切なメンテナンスを実施すれば、耐用年数を最大限延ばして長持ちさせることが可能です。メンテナンス方法や頻度は、屋根の種類によって異なりますが、スレート瓦の場合は10年程度を目安に再塗装が必要です。上記の通り、スレート瓦の耐用年数は20~25年ほどとなっていますが、10年ほど経過すると塗装表面が傷んできたり、ひび割れが発生したりします。この状態を放置した場合、屋根が長持ちせず、耐用年数を迎える前に葺き替えなどの大規模な工事が必要となってしまう恐れがあります。

また、再塗装だけでなく状況に応じて補修修理も必要です。補修修理には、部分的な葺き替えや漆喰の塗り替え、棟板金の交換、ズレや割れ、浮きの補修といったものがありますが、これらをきちんと実施することで屋根は格段に長持ちします。しかし、適切なタイミングで再塗装や補修修理を実践しないと、長持ちしないばかりか雨漏りの原因になる恐れがあるため注意が必要です。

雨漏りは、シロアリの発生原因でもあり、建物の劣化を一気に進める要因となります。また、雨漏りが発生すると高額な修理費用を支払うことになる可能性もあるので、屋根は適切なタイミングでメンテナンスを実施することが重要です。

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